《川越アーツ&クラフツのこれから》 連続トークセッション第8回 『空き物件を通じてわかった             <住む人のための個性あるマチづくり>』        ~青梅の市街地再生の現場から~ 講師:國廣純子さん

青梅でタウンマネージャーとして活躍中の國廣純子さんにお出でいただき、青梅の市街地再生の現場でのお話しをお聞きしました。
近隣の企業の撤退や青梅駅付近での空き店舗の増加に見舞われていた青梅に、2013年にタウンマネージャーとして着任されてからの、様々な取り組みによって生じた町の方々の意識の変化、その中で新たに出店したり、移転して来た方々の様子などをご紹介いただきました。
お話しの中でのポイントをいくつか、、、
・地域の市民の満足とは何か、多様な内容があるので、、
・多くの人が参加したくなる活動とは?
・経済として何が可能か?
 持続するための仕組みづくりと目先でテンションがあがるような活動、両面の取り組みが必要。
マンションやナショナルチェーン店の出店があり、観光客で賑う川越では、将来に向けての課題になかなか気付けないで、変わるべき転換点を見過ごすリスクが大きい。地域市民の意識改革が重要であり、そのためには、オペレーションを持った日常の仕組みが必要。→不動産の活かし方
※今、川越の中にも、比較的若い人々の間で、経済合理性でまわすサイクルだけではなく、エシカルな価値観に基づいた、小規模な「ものづくりの工房」や商店・飲食店などが増えつつあるのは、希望が持てます。
國廣さんのお話しの中に、川越でも参考にしたい、いくつものヒントがありました。